3月に参加した、CSS Nite LP33「UI/UX」
@ベルサール九段 イベントホール
CSS Nite LP33「UI/UX」
13:15〜19:40の長丁場。デザイン設計とかあれこれ、たくさん吸収して帰ります☻ pic.twitter.com/zyywU25V09
— Chitose Watanabe (@biscomjp) 2014, 3月 29
自分用の備忘録としてまとめます。(ようやく)
そもそも、UI/UXとは、
UI
ユーザに対する情報の表示様式や、ユーザのデータ入力方式を規定する、
コンピュータシステムの「操作感」。
(引用:IT用語辞典)
UX
ある製品やサービスを利用したり、消費した時に得られる体験の総体。
個別の機能や使いやすさのみならず、ユーザが真にやりたいことを楽しく、心地よく実現できるかどうかを重視した概念。
(引用:IT用語辞典)
いまのWeb(UI/UX)の流れも知ることができ、いろいろと刺激を受けるセミナー参加となりました。
これからも質の高いWebサイトを提供できるよう反映していきたいと思います。(˘︶˘)
当日のセッションは、とにかく豪華な登壇者のみなさんでした!
[session 1]
ブリッジビルダー (Bridge Builder)
坂本 貴史(ネットイヤー)
(講演ログ)
http://www.andoh.org/2014/03/css-nite-lp33-1.html
あらためて、カスタマージャーニーマップを取り入れた提案なんかもできたらいいなと(まだ妄想)。
ジャーニーマップを作るのが仕事になってしまいそうな感じも「大」ですが…さくっと作ってクライアントさまへの要求整理・共有なんかができれば。(とても理想的)
坂本「「ウェブサイトを作っています」という人の中には、「流入を考えています」という人もいれば、「マークアップしています」という人もいます。では最終的には何を作っているのでしょうか?」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
坂本「最終的に作っているのは「プロダクトデザイン」(サイトやアプリ、広告)か、「サービスデザイン」(ステークホルダーマップ、ジャーニーマップ)」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
今やってるのはPX(プロダクトエクスペリエンス)。けど会社としてはSX(サービスエクスペリエンス)を目指したいと思っているし、将来的なことを考えるとSXに転換していかないとだめだと思う。 #cssnite_lp33
— Mari Takahashi (@M_Rdesign) 2014, 3月 29
2時間で作るカスタマージャーニーマップ――実例とともに考える新しい「おもてなし」のカタチ | Web担当者Forum http://t.co/uxtnp1yJP5 @webtanforumさんから #cssnite_lp33
— Mari Takahashi (@M_Rdesign) 2014, 3月 29
ジャーニーマップに関してはぜひこちらも。→なぜなに?ユーザエクスペリエンスマップ(概要編) http://t.co/k2cW5YuBMC #cssnite_lp33
— Sumito Miyauchi (@necoze) 2014, 3月 29
坂本さんが実際にUX診断した
→UXのプロがアドバイス「Web担のサイトはこう変えるべし」――やってみました「UX診断」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/05/28/17255
[session 2]
UIデザインのパターン化と効果的な実践方法
池田 拓司(クックパッド)
(講演ログ)
http://www.andoh.org/2014/03/css-nite-lp33-2.html
主婦御用達「クックパッド」全体のサイト設計やデザインに関わる池田さんのお話。
「UIデザインのパターン化はUIデザインをする上での1つの切り口であり、ユーザーに分かりやすく伝わりやすいデザインをするためのベーススキル。さらに、感動して、愛着もって使ってもらうサービスを作るには、サービスの特徴やサービス提供者の得意な部分を活かして磨きをかけなければいけない。」
クックパッドのデザイナーさんは「ヒューマンインターフェースガイドラインは全員必読、というように知識を共有されているとのこと。 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
iOS Human Interface GUideline
Android Design
UIデザインのパターンを紹介
http://www.mobilemozaic.com/
http://androidniceties.tumblr.com/
Androidオフィシャルのアイコンデータ
https://developer.android.com/design/downloads/index.html
[PR session]
スマホの検証が10倍はかどる!Remote TestKitの紹介
北岡 恵子(NTTレゾナント)
リモートアクセスによるAndroid、iPhone、タブレットの実機レンタルサービス
http://appkitbox.com/testkit/
200機種以上の実機での検証が可能。こういうサービスを使っていかないと、とても実機での検証はついていけません..(増え続ける新規端末..アンドロイド端末はすでに1万1千機種とか..)
[session 3]
アプリケーションのイディオムデザイン
上野 学(ソシオメディア)
(講演ログ)
http://www.andoh.org/2014/03/css-nite-lp33-3.html
なんと、ソシオメディアさんは90年代後半の、Apple Japan の Webサイトを構築されていたことのこと。
な、なつかしい!その初代iMacがばーんとあったサイトの時に、デザイナー人生スタートしたんだよなあ。そのデザイナーにお会いできるとはうれしい。 #cssnite_lp33
— Mari Takahashi (@M_Rdesign) 2014, 3月 29
上野「イディオムデザインの基本手順は、まずデザインパターンを知っていること。その後にオブジェクスベースで作るか、タスクベースで作るかを考える。」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
[session 4]
人間だからこそできる、気配りデザイン
秋葉ちひろ(ツクロア)
(講演ログ)
http://www.andoh.org/2014/03/css-nite-lp33-4.html
どこかで「能書きのUI/UXはいらない」というコメントを見たことがあるのですが
大切なのは、こういうこと
秋葉「気配りデザインの3つの気配り:ユーザーの負担を省く気配り/操作を予測させる気配り/気持ちよく操作させる気配り」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
なんだと思う。
[session 5]
実例に学ぶ、“失敗しない”UIデザインのコツ
新免 孝紀(ChatWork)
(講演ログ)
http://www.andoh.org/2014/03/css-nite-lp33-5.html
こちらも利用されている方、多数のチャットワークさん。
デザイン部マネージャー新免さんのお話。
新免「実際のチャットワークの改善について(失敗談含めて)お話しします。開発フローについて/UIパーツのガイドライン化/ユーザーの声への対応」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
新免「プロトタイプを用いた開発フローで、早期に検証を行い、大きな手戻りを防ぐ。UIパーツのガイドライン化で、一貫性のあるデザインを提供。製品のコンセプトを明確にした上で機能追加は慎重に行う。」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
全ての要望を全部全部入れていくとデザインが破綻する #cssnite_lp33
— emi moriya (@emim) 2014, 3月 29
…Yes.
[session 6]
ディレクター・デザイナーのためのプロトタイプ制作とシナリオ作り
土屋 尚史(グッドパッチ)
(講演ログ)
http://www.andoh.org/2014/03/css-nite-lp33-6.html
グッドパッチさんは Gunosy のアプリの UI を担当。(ただし、Ver 2.0 まで) #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
Gunosyの初期のUIを見たときから、グッドパッチさんに♡でしたので
今回、実際にお話が聞ける機会があってとても嬉しかったです。
おもにプロトタイプのお話でした。
土屋「プロトタイプを作る目的:1. 作ろうとしているサービスのニーズがあるのかどうか? 2. ユーザビリティと設計の問題点の洗い出し 3. 技術的な要件を固めるため」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
土屋「プロジェクトのフェーズによって、作るプロトタイプは変わる。サービス設計フェーズではペーパープロトタイピング、要件定義フェーズではワイヤーフレームモック、ビジュアルデザインフェーズではデザインプロトタイプ。」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
POP https://popapp.in/
紙に書いたペーパープロトタイピング画像に画面遷移のリンクを付けられるiPhoneアプリ
Flinto https://www.flinto.com/
モックアップのURLが生成され、iOS上で動作確認が可能
Invision http://www.invisionapp.com/
画像をドラッグ&ドロップでプロトタイプを作成
Prott https://prottapp.com/
グッドパッチ開発のモバイルアプリ向けプロトタイピングツール
土屋「プロトタイプ作成の上で最も重要なユーザーストーリー設計。全体のユーザーストーリーを考えてからプロトタイピング。ただ、カスタマージャーニーマップはハードルが高いので、ラフマップから作る。」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
土屋「プロトタイプを作っては壊す中でサービスのクオリティは上がっていく。なので、「作って壊す」を多くやるためには、考える時間を多く取らずになるべく早く、動くプロトを作る。」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
[session 7]
問題解決のためのプロトタイピング
深津 貴之(ギルド)
(講演ログ)
http://www.andoh.org/2014/03/css-nite-lp33-7.html
深津「「プレス・ファースト」商品を作る前に、疑似プレスリリースを作る。作成した疑似プレスリリースをスタッフやユーザーに見せてどのような反応を見せるかで見極める。商品を作る前に商品の需要を計ることができる。」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
深津「プロコンリストの長所と短所を比べて、セットで消し合えるものを消して行き、残る項目がどちらが多いかでやる・やらないを見極めて行く。この比較を行うのは、思い込みにブレーキをかけ、客観的評価の機会を作るため。」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
#cssnite_lp33 プロコン・リスト。はてなキーワードでの説明などがありました。メリット・デメリットをリスト化したもの。 ●Pros Cons リストとは http://t.co/DiInIMvLJs
— you (@youtoy) 2014, 3月 29
深津「「フィッシュボーン図」ある物事に対して、問題と原因を網羅するツール。工場の製造工程管理とかに使われている。」 #cssnite_lp33
— CSS Nite (@cssnite) 2014, 3月 29
ラストの深津さんもおもにプロトタイプのお話だったのですが、とても共感する内容でした。
なにがって、上記のような特殊なスキルが無くてもできるものや、紙やペン、ポストイット、シール(星形シールをFavoriteボタンに)などのアナログツールを使った、今すぐマネできるペーパープロトタイピングの手法が盛りだくさん。(わりとアナログなひとなので(わたし))
[present]
THE GUILD謹製「ペーパープロトタイピング・パッド for SmartPhone」
LP33参加者全員にペーパープロトタイピング・パッド for SmartPhone、1冊がプレゼント(嬉)
会場販売もあったので、そちらでも別途購入。(こころおきなく、いっぱい使えます。)
こちらでも購入が可能です。
スマホ用ペーパープロトタイピング・パッド | THE GUILD
[で..]
来月は甲府で「CSS Nite in KOFU, Vol.4」
山梨でも、地方版としてCSS Nite in KOFUを開催しています。
今回のテーマは「Webサイトの運用」。
益子貴寛さんを講師にお迎えし、じっくり3時間半、具体的にWebサイトの運用方法について学びます。
・日 時
2014年7月12日(土)13:30~(開場 13:00)(予定)
・会 場
JR甲府駅北口 山梨県立図書館(多目的ホール)
・参加には、サイトからはお申し込みが必要です。
http://www.cssnite-kofu.com/vol4/
というわけで、7/12もたのしみです。