【制作の裏側】わたしたちのリモートワーク仕事法
リモートワークに移行をしてからそろそろひと月。
(【重要】リモートワーク移行に関するお知らせ )
BISCOMではこれまでもイレギュラーに対応できる仕組みづくりを行っていたためリモートワークに移行をしても大きな問題はないだろうと考えていましたが、いざ始めてみるとやはり想定をしていなかった課題もありました。ひとまずそれらも徐々に解決することができましたので少しまとめてみたいと思います。
何件か「リモートどうですか?」といったメッセージもいただきました。山梨県内では車通勤が多いことや、公表されている感染者数などを見るとあまり現実的ではないかもしれませんがこれからリモートワークの導入を検討される際の参考になればと思います。
BISCOMのリモートワークについて
リモートワークにあたり社内ではいくつかルールを決めています。
リモートワーク中の社内ルール
🌄Messengerで朝の挨拶
🌛延々とできるので残業は19時まで
🏃♀️通勤時間が無くなった分、近所を走るとかお散歩をする
😪午後に向けてお昼寝推奨◎起きれるか心配だったら誰かがモーニングコール
🍰おやつを食べすぎない— 株式会社BISCOM👩💻リモート実施中 (@biscomjp) March 5, 2020
基本的にスタッフ全員が在宅勤務としていますが、各家庭の事情や作業環境なども考慮し出社しているスタッフもいます。電話対応や荷物の受け取りなど対応してもらっています。
実際どのように仕事をしているのか?
わたしたちの仕事に欠かすことができないのが「 Taskworld 」です。リモートワーク以前から、社内ではすべてのプロジェクトやタスクなどを Taskworld で一括管理し、スタッフ全員で共有をしています。
これまで、nozbe、Todoist、Trello など様々なタスク管理やプロジェクト管理ツールを使ってきましたが最終的にたどり着いたのがタスクワールドです。プロジェクト・タスク・期日などの管理はもちろんのこと、各タスクやプロジェクトごとにそれぞれ付随したチャットが使えるため、Slack のように投稿が埋もれてしまうことがありません。メンションを付けることで、相手に通知を投げることもできます。
Taskworld をメインツールとして利用していますが、その他にも用途によっていくつかのツールを使い分けています。
- スケジュール管理:Google カレンダー
- データ管理:Dropbox
- ファイル共有:Google ドライブ
- 日報:Slack
- 雑談:Facebook Messenger
リモートワークの課題と解決
普段からから仕事のコミュニケーションはチャット中心でしたが、思っている以上に「すぐそばにいればちょっと聞けることや伝えられること」もすべてチャットで対応をしなければならず、みんなでチャットの海に溺れてしまいそうになりました..。
そのため、以下のように対応を行いました。
- 緊急用件と通常用件を分ける
- チャットは毎日決まった時間に確認をしてまとめて対応
- 確認や対応についての期日設定
- なるはやのものはメッセンジャーで個人的に
- 超緊急時は電話
リモートワークでは溺れそうになるほどチャットでの対応が必須となるため相手に伝わる言葉を文字で書けるスキルがとても重要だと感じています。
また、リモートワークは今まで以上に誰が何を作業してもらっているかが見えづらく、自分の作業に集中できる分まわりを忘れてしまいがちに。
- タスクに作業中のタグをつける
- 週間タスクを常に最新にする
など、社内での作業状況を共有できるよう、見える化をしました。
コミュニケーションと評価
タスクワールドの完了タスクにはフィードバックを入れることができます。企業バリューには(ありがとうの意味も込めて)これよかったなと思う対応を加えています。
フィードバック機能について
http://taskworld.blog.jp/task-member-feedback
企業バリューの項目は以下のように設定をしました。少しまえに社内みんなで書き出した「BISCOMらしさ」がベースとなっています。
仕事内容や対応(紫)
- 戦略的な仕事
- 質の高い仕事
- 丁寧な仕事
- 丁寧な対応
- 柔軟な対応
仕事の進め方(水色)
- 良いチームプレー
- スピード感
個人評価(オレンジ)
- 改善点の発見
- チャレンジ精神
- 自己判断
- より良い提案
- きめ細かい気配り
もちろんわたしだけでなく、みんなでそれぞれフィードバックを入れてもらうようにしています。
すっかり暖かくなり個人的には当初思っていたよりも、もう少しリモートワークの期間が必要になるのかなと感じていますが、BISCOM では引き続き、いつも以上に良いサービスをお届けできるようチーム全員で取り組んでまいります。
何かございましたら、お気軽にお申し付けくださいませ。