【制作の裏側】コンテンツ設計ですっきり見やすく
本物のワインを作るために本物のぶどうを育てることから。
自然の力を生かした農場の整備やブドウ栽培、ヨーロッパ品種の導入など、品質にこだわり、100年にわたって培われた醸造技術と若い醸造家たちの情熱で革新的なものづくりに挑戦し続けている、株式会社ルミエールさま。今日は、企画・構成・デザイン制作/監修を担当させていただいたサイトリニューアルについてご紹介します。
改修前のサイト
改修前のサイトではサポートが終了した Adobe Flash が使用されていることもあり、すっきりと見やすくシンプルなデザインに一新したいといったご相談をいただきました。
- コーポレートサイトとECサイトを兼ねていたこともあり、サイト構成がとても複雑に
- コンテンツが分かれすぎて階層が深くなってしまっていた
- 不要な⼀覧ページが多く存在していた
サイトリニューアルにあたっては上記の点も考慮したコンテンツ設計を徹底的に行いました。
コンテンツの洗い出しと整理
SEO(検索エンジン最適化)的にも情報量は多ければ多いほど検索には有利に働きます。
ただし、情報が多ければ良いというわけではなく、きちんと整理され、ユーザーがほしい情報がすぐに⾒つかるように設計されていなければ意味がありません。
まずは、既存ホームページの情報を無駄にしないため、ページの漏れが無いか提出していただいたサイトマップと既存ホームページの構成内容に間違いないかの確認から始めました。
その後、そのサイトマップをもとに実際のページ内容を照らし合わせ、ECサイトに⼊れるべきコンテンツなのか、コーポレートサイトに⼊れるべきコンテンツなのかという2択で分け、それぞれのサイトでどのように構成をしていくかページの整理を⾏いました。
この作業により、合計「161ページ」だったサイトを「公式サイト28ページ・ECサイト30ページ」のサイト構成に整理することができました。
各ページの情報設計とデザイン
リニューアル前のホームページに掲載している情報量はそのままで、ページ数を減らすということは、結果として1ページに含まれる情報量には増えることになります。その情報をただ集めて、⽂章として提供するだけではユーザーは読んでくれません。
そのため、文章を読んでもらうために校正を行い、見出しや画像の使い方で読むテンポをつくり、視覚に訴えるようなビジュアルに整理しました。
リニューアル後のサイト
公式サイト
情報を整理してすっきりと見せつつ、ルミエールさまのブランドイメージに沿った色やフォントでまとめました。また、ホームページのために撮影を行い支給いただいたお写真はとても素敵なものが多く、ビジュアルを大きめに使うことで雰囲気を感じ取ってもらえるよう意識しました。
ECサイト
公式サイトのデザインをベースにオンラインショップ用のデザインを作成。商品を整理し、カテゴリをしっかりと分けて見せることで探しているワインにすぐにたどり着けるよう配慮いたしました。
実際のサイトはこちらからご覧いただけます。
https://www.lumiere.jp/
昔に作ったサイトをつぎ足しつぎ足し作っているとどうしてもサイト内が複雑になってしまいがちです。
そんな時にはしっかりとコンテンツ設計を行いながらリニューアルを行ってみると見違えるほどサイトが良くなります。
サイト内が分かりにくい…というお悩みはお気軽にご相談ください^^